非エンジニアIT担当のラーニングログ

銀行のIT担当が知識ゼロから勉強しています

2021/04/25

「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考 https://www.amazon.co.jp/dp/B08491KV9Z/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_ANVZWJXFAN4BB4XVY2T7

読了。

VUCA時代、正解を探し出して合わせていくやり方はもはや成立しないし、意味もない。自分なりの答えを「つくる」能力こそが大事であり、そのトレーニングに美術(アート)を用いてみよう。なぜならアートそのものが、アーティストによる自分なりの見方・答えを創出するプロセスだからという話。

「誰かに言われた課題解決をやろうとしてませんか?そうではなくてあなたなりの価値創出をしませんか?」という呼びかけが印象的。いつの間にか、(昔は違ったと思うけど)課題解決にしか価値がない的な思想に偏っていたみたいだ。

いやいや、でも、やっぱりピカソの絵を見て救われる人なんてほとんどいないでしょ、現実的に貧困とか社会福祉とか高齢化とかやる事いっぱいあるでしょ。高尚な事を考える余裕がある人達だけのためのものでしょ。という気持ちも捨てきれず。

ただ、アートとのインタラクションが課題解決に役立つとすれば、それは目の前の事象をゼロベースで観察する(&アウトプットする)スキルみたいなものかな。

課題解決しないといけない人生・社会もなんか息苦しい感じもする。ビジネスもアートも、究極的には人の幸せを目的にしているという点では同じかもしれない。

 

ふと思い返すと、学生の頃は文章を書くのが好きで、その頃は自分なりの見方もいまよりずっと色濃かった。最近はTwitterで見聞きしたことを、都合よく受け入れたり拒絶したりして、薄い感想を呟いている。

 

社会人になり、それなりに興味のある仕事を見つけて、コレが自分のコアになるかな、と思えたところで子供が生まれた。

最近の休日の時間配分の優先順位は、

(1)子供

(2)休息

(3)仕事に直結する勉強

以上。ここらで自分の「興味の種」と「探究の根」に水やりをしてあげてもいいかもしれない。